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買い取り制限

太陽光発電の場合、天気が良ければ発電しただけ買い取ってくれると思っていると思いますが、実際には違います。
電気は、使う人がいなければ買い取ってもらえないのです。
その地域で使う人が少なければ、それ以上の電気を発電しても買い取ってもらえません。
通常、電圧は100ボルト付近になっています。
電気を使う人が多ければ、下がり気味になり、電気を使う人が少なければ上がり気味になります。
電気は電圧の高いほうから低い方に流れる性質があります。
太陽光発電からは、100ボルトよりも高い一定の電圧が掛かっており、通常は売電する方向に電気が流れますが、使う人が少ないとこの電圧より高くなり、電気が流れなくなってしまうのです。
この状態になった時は、モニターに下記のような表示がされます。
電圧上昇抑制
この環境の場合、春先は、日差しが強く沢山発電する割には、冷房をかけるわけではないので、使う人が少なく1週間に1回程度は発生しました。
ただ、売電グラフに見て取れるほどのものではないようです。
電圧上昇抑制に関しては、東京電力の人に詳しく聞いた事がありますが、電圧は101V±8Vで変動するそうです。従って、93V〜109Vの範囲になりますが、シャープのパワコンの出力電圧は109Vに設定されているそうです。(三菱だけが、108Vとも言っていました)。しかし、使う人が少ないと抑制がかかってしまいます。出力50KW未満を低圧といい、50KW以上を高圧と呼ぶそうで、高圧の場合、抑制が多い場合には東京電力で、詳細な調整をしてくれるようです。
周りに民家や工場がない場所での発電は、考慮した方が良いかもしれません。

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