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業者からの見積もり

業者からの見積もり

下図が最初に渡された見積もりです。

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太陽光発電システム工事見積もり

総額841万円余になります。
仮設工事とは、足場です。屋根に太陽光パネルを載せるだけと言っても、建物の周り中足場を築かなければなりません。その足場が、3棟で105万円余。
電気工事とは、太陽光パネルからパワーコンディショナを通って、電力会社に繋ぐまでの工事の事です。

問題の太陽光設置工事ですが、内訳を想像してみると、
太陽光パネルモジュール:69,200円×102枚=7,058,400円
パワーコンディショナー:283,800円×3個=851,400円
液晶モニター:42,400円
合計7,952,200円であり、これを8掛けすると、6,361,760円になるので、ざっとこんな出し方をしているのではないかと思います。
実際には、ソーラーパネルを固定する架台やレール、架台を固定する瓦などが必要になり、この個数と手間賃の合計になると思いますが、そんな細かいことは未だわからないので、こういった出し方をしているのでしょう。
ところで、太陽光パネルの設置代金が、新聞広告などで出されていますが、その場合の代金はこの太陽光設置工事6,364,800円の部分だけになります。
平屋に載せるのと2階の屋根に載せるのとでは当然費用も異なってくるからです。
又、国などから出る補助金の額は、kW辺りの単価が安いほうが、たくさん貰えるようになっていますが、その時に参考にされるのも、この価格です。
従って、この見積もりでは、kW辺り39万円と言うことになります。

設置イメージ

実際の設置イメージ図も提案されました。何故か微妙に枚数が違う表になっています。図の方は同じ枚数が描かれており、特に関連性はないようです。

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太陽光発電屋根への設置イメージ

損益シミュレーション

実際に設置した場合、投資額に対してどれくらい儲けがあるのかを試算したのが、下図になります。

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太陽光発電余剰固定20年売電

10kW越えのシステムなので、買い取り価格は20年間固定で、補助金はありません。
設置容量16.32kWに対して、年間予測発電量は18,267kWhで単純に買い取り価格の42円/kWhを掛けて、年間767,214円の売電額×20年間=15,344,280円となり、初期投資額の8,414,700円を引いて、利益は6,929,580円という計算の提示がありました。
16.32kWに対して18,267kWhというのが、何も根拠がなく、ちょっと胡散臭い気もしますが。
とりあえず、この見積もりだと、1ヶ月64,000円の売電になる計算です。
ここで、「単純利回り」とは、経済用語であり、年間売電額の767,214円を初期投資額の8,014,000円で割ったものになります。
もしも、20年間預金していた場合、この利率と同じであるとかの意味では全くありません。
ちなみに8%を越えると大分良い投資だそうです。

再生可能エネルギー発電設備設置・運転費用年報

表題のような報告書を経済産業大臣宛てに提出しなければならないらしいです。
契約後の代金内訳ですが、下表の様になります。
再生可能エネルギー発電設備設置・運転費用年報

これによれば、ソーラーパネルの代金は、277万円。全体のたった36%です。もし、これが本当だとすると、定価では7,058,400円なので、61%オフ!!パネルメーカーさんは大変ですね。
もしかして、太陽光発電システムの値段は、この値引き率で決まるのかもしれません。
社外秘資料で、渡してもらえませんでしたが、もっと効率の良いパネルの見積もりだと、収益率が悪くなっていました。
このような内訳だと、それもうなずけるような気がします。
ソーラーパネルの効率が高くなっても、この部分だけが安くなるとすると、全体としては今後もそれほど安くはならないような気もします。
正式な再生可能エネルギー発電設備設置・運転費用年報は下記になります。
再生可能エネルギー発電設備設置・運転費用年報
再生可能エネルギー発電設備設置・運転費用年報

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