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基本料金ゼロ化

余剰売電の場合、買電の量は少なくても売電の量が多いと、売電の量で契約アンペア数が上がってしまい、基本料金が高騰してしまうと話を前節でしました。
2016年4月から始まった電力自由化により、電気の購入は東京電力以外からも購入可能となりました。
その選択可能な電力会社の中に、基本料金無料となる電力会社「looopでんき」がありました。
この電力会社に変えてしまえば売電の為に月々4千円余りも余分に支払っている額をゼロにする事ができる筈です。
しかし、売電は東京電力で、買電はlooop電気で、しかも、基本料金は、買電側のlooop電気にしか支払わなくて良いなんてウマイ事ができるのでしょうか?
その答えはイエスです。
自分も、切り替えたら売電できなくなってしまうんじゃないか?基本料金は買電側と売電側の両方必要になるんじゃないか?など、不安要素一杯だった為、looopでんきにメールで問い合わせし、太陽光発電を施工した会社をツテに東京電力へ問い合わせてもらったりしましたが、双方とも問題なしとの事で切り替えの申し込みをしました。
下記に切り替え前と切り替え後領収書を示します。
切り替え前は「電気使用量のお知らせ」という開いて見る葉書に買電金額と売電金額が知らされていました。
左上の青枠内が基本料金(4,212円)、右下の緑枠内が、売電額(68,040円÷1,575kWh=売電単価43.2円/kWh)になっています。
東京電力15kVA基本料金

切り替え後、Looopでんきからの買電金額は、Web画面で確認でき、下記の通り基本料金なしの、たった466円
請求書兼Looopでんき電気使用量のお知らせ

切り替え後、東京電力への売電金額は、「購入料金等のお知らせ」という封書で知らされます。
購入電力量 1,869kWh、お客さまの売取単価に43.2円と書かれています。
右上には、購入金額80,740円、うち消費税等相当額5,980円
つまり、売電額(80,740円÷1,869kWh=売電単価43.2円/kWh)ということになり、減額等はまったくなしです。
購入料金等のお知らせ(表面)
購入料金等のお知らせ(裏面)購入料金計算内訳書

なお、今まで気づかなかった「うち消費税等相当額」欄ですが、売電金額が1千万円未満の場合は、納税しなくても良いことになっています。 (参考)太陽光発電と消費税増税

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