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基本料金高騰

余剰売電の場合、アパートの電気料金契約は、そもそも共用灯の電気などしかないため、10アンペア以下の契約ですが、太陽光発電をはじめると売電容量によって契約を大きくしなければなりません。
つまり、使うアンペア数は10アンペアでも、発電するアンペア数が100アンペアであれば、契約も100アンペアにしなければならないのです。
下記は、東京電力の2013年の基本料金表です。
電気料基本料金

10アンペアの時の基本料金は、273円ですが、太陽光発電を始めることによって、150アンペア(15kWh)なら4,095円に、200アンペア(20kWh)なら5,460円に跳ね上がります。
事業として考えるなら、その差額は売電した利益から差し引かなくてはなりません。

10kW以上は5kW刻みの料金体系

発電量が10kW(100A)を越える場合、その上は11kW(110A)と思われるかもしれません。確かに電力会社の基本料金表には、10A刻みと書かれています。
しかし、実際は11kW(110A)という契約は存在せず、15kW(150A)の契約になります。

下記は、太陽光発電での実際の結線図になります。
結線図
ブレーカーが沢山ついていますが、三相交流の為、単層100Vで考えると2倍した電流が流れるそうです。
従って、下に3つあるブレーカーは、各パワーコンディショナのブレーカーで三相交流で30A=単層100Vで60Aになります。
その少し上にあるのも60Aです。
そして、左上にある100Aが、問題となるブレーカーであり、この場合、単層100Vで200Aのものになります。
基本料金は、この左上のブレーカーの容量によりますが、このブレーカーの種類が、50Aの上は75A、100Aというものしか販売されていないのです。
従って、料金プランは存在するが、そのプランを選ぶことはできず、100Aの上は150A、その上は200Aになってしまいます。
もし、パワーコンディショナの容量が5.5kW×2=11kWなどであると、11kWはないので、15kW契約になってしまうと言うことです。

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